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Windows 10バージョン2004から「更新プログラムをいつインストールするか選択する」がなくなる

2020年6月30日

本記事について

本記事は、Windows 10バージョン2004から「更新プログラムをいつインストールするか選択する」がなくなることについて記載したものです。Windows 10バージョン 2004 が Windows Update の設定を簡素化、機能更新プログラムの受信タイミングの制御方法を記載しております。

概要

Windows 10のバージョン1903からは、機能更新プログラムの受信をユーザーにてコントロールできるようなりました。

PCデバイスのバージョンがサポート終了していない限り、機能更新プログラムは自動的に提供されなくなったため、ユーザーはセキュリティ維持のためにも自身で更新しなければなりません

Windows 10のバージョンサポート終了間際では、現在利用中のWindows 10に特定の設定を行う必要はありません。
Windows 10のエディション(HomeやProなど)に応じて、1年に1回以下の頻度で機能更新プログラムを適用し、長期間任意のバージョンを利用できるようになりました。
さらに、サポート終了に近づく前に、Windows Updateの設定から最新の Windows 10機能更新プログラムをダウンロードし、インストールするタイミングを制御できるようになりました。

まず、サービス終了に近づくまでは、現在のバージョンの Windows 10 を使用するために何かを行う必要はありません。
Windows 10のエディションに応じて、約 1 年に 1 回またはそれ以下の頻度で機能アップデートを実行し、より長い期間にわたって任意のリリースを使用できるようになりました。

さらに、サポート終了間近、以下のように、Windows Update 設定ページから「今すぐダウンロードしてインストールする」をクリックすることで、最新の Windows 10の機能更新プログラムをダウンロードしてインストールすることができるようになりました

「今すぐダウンロードしてインストールする」

遅延設定による悪影響

「今すぐダウンロードしてインストールする」をクリックする、もしくはサポート終了以外、現在のバージョンを維持するには、延期が設定されていない場合にのみ可能です。

機能更新プログラムの延期設定は、組織内の更新を展開するために管理できるますが、ユーザー自身が延期設定すると、意図しない動作をする可能性があります。

延期は、アップデートがリリースされてから何日後に更新プログラムが配信されるかを指定します。
たとえば、365 日間の機能更新プログラムの延期を設定した場合、機能更新プログラムがリリースされてから 365日後に機能更新プログラムが適用されます。

ただし、Windows10 の機能機能更新プログラムは半年ごとにリリースされているます。
365 日間の機能更新プログラムの延期を設定した場合、6 か月ごとに機能更新プログラムをインストールし、何も延期の設定していないユーザーの 2倍の頻度でインストールされます。(機能更新プログラムは自動で提供されなくなったため)

仕様変更

ユーザーの遅延設定による意図しない更新プログラム適用を防ぐべく、Windows 10の各バージョンを長く使用できるようにするため、Windows 10バージョン 2004 から、Windows Update の設定の「詳細オプション」の下にある「延期」 オプションを表示しなくなりました。

「延期」 オプション
Windows 10バージョン 2004のWindows Update の設定の「詳細オプション」の下

これにより、バージョンサポート終了になるまで、最新の Windows 10機能更新プログラムをいつインストールするかをコントロールできるようになりました。遅延を設定する機能が取り除かれたわけではなく、設定ページに表示されなくなっただけです

最新の Windows 10機能更新プログラムをいつインストールするかをコントロール
Windows 10バージョン 1909まではあったWindows Update の設定の「詳細オプション」の下にある「延期」 オプション

遅延設定を行いたい場合

遅延設定を利用して、Windows 10の新バージョンが公開された後、半年ごとに遅延設定の日数だけ機能更新プログラムをインストールしたい場合などにおいては、「ローカルグループポリシー」を利用します。

遅延設定は、
「ローカル グループ ポリシーエディタ」の「Windows Update for Business」にあります。
このフォルダにアクセスするには、

「コンピュータの構成]」-「管理テンプレート」-「Windows コンポーネント」-「Windows Update」-「Windows Update for Business」
「プレビュー ビルドと機能アップデートの受信時に選択」、「品質アップデートの受信時に選択」

のオプションが表示され、機能更新、毎月の品質更新を延期することができます。

「プレビュー ビルドと機能アップデートの受信時に選択」、「品質アップデートの受信時に選択」

また、遅延設定をわざわざ行わなくてもWSUSサーバーを社内に構築することで、管理者の手にて機能・品質更新プログラムの適用を制御することができます。

更新履歴

2020年6月30日 初版作成
2020年11月18日 文章修正

参考文献

-2004, PC, Windows 10, Windows Server, 情報
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