Windows 10 バージョン20H2の不具合集(2021/5/12更新)

Windows 10 バージョン20H2の不具合集(2021/5/12更新)
目次

本記事について

本記事は、Windows 10バージョン20H2の不具合について記載したものです。本記事は、日々不具合について記載をアップデートしていくつもりです。
※おおむねバージョン2004の不具合と一致しています。
2021年上半期に配信される、21H1の情報もまとめましたので、こちらを参考にしてください。

不具合について

特定のプリンタに印刷すると、おかしな印刷結果になる

症状

印刷すると予期しない印刷結果になることがあります。以下のような問題が発生します。

  • ドキュメントは、設定とは異なる黒/カラーといった色で印刷されたり、バーコード、QR コード、ロゴなどが印刷されても、バーコードとして機能しない可能性があります。
  • Excelのテーブル行がなくなる場合があります。また配置や書式設定のもおかしくなることがあります。
  • ページやラベルが空白になる場合があります。

回避策

2021年3月の累積更新プログラム、KB5001649で解決されました。

特定のプリンタに印刷しようとするとエラーが発生する

症状

特定のプリンタで印刷しようとすると、ブルー スクリーンでAPC_INDEX_MISMATCH」 エラーが表示されることがあります。

回避策

2021年3月の累積更新プログラム、KB5001567で解決されます。

Office アプリでドキュメントを開くときにメモリまたはディスク領域のエラーが発生する

症状

Word、Excel、などのOfficeアプリケーションで文書を開くと、「メモリまたはディスク領域が不足しているため、文書を開いたり保存したりできません」というエラーメッセージが表示されることがあります。
本現象は、Microsoft Store から Microsoft Office アプリをインストールし、保護されたビュー機能を利用してドキュメントを開こうとしている場合に影響します。

回避策

2021年2月の修正更新プログラム、KB4601382を適用することで、解決します。

サードパーティ製ドライバをインストールすると、エラーが表示される

症状

サードパーティのドライバをインストールすると、「このドライバ ソフトウェアの発行者を確認できません」というエラーが表示されるます。
また、エクスプローラを使用して署名のプロパティを表示しようとすると、「件名に署名がありません」というエラーが表示されることもあります。
本不具合は、ドライバーにて、以下1つでも当てはまる場合に発生します。

  • ドライバー検証時に、不適切な形式のカタログ ファイルが識別される場合
  • ドライバ ーカタログ ファイル拡張子が、サポートされていない場合

回避策

ドライバーの製造元に問い合わせ、更新されたドライバーを入手します。

日本語・中国語のMicrosoft IME を使用する場合の問題

症状

日本語、中国語のMicrosoft IMEを利用している場合、入力時に問題が発生することや、予期しない結果が表示される、テキストを入力できないことがあります

回避策

2020年11月のオプションの更新プログラムにて解決されました。
こちらの記事の「日本語または中国語の言語で Microsoft IME にて問題」を参考にしてください。

Conexant オーディオ ドライバーを使用している場合、ブルースクリーンになることがある

症状

Conexant、Synapticsのオーディオドライバーを利用している場合、20H2に機能更新を行っている最中、または更新後にブルー スクリーンで停止することがあります。

影響を受けるドライバーの確認方法は、「デバイス マネージャ」の「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラ」にある「Conexant HDAudio Driver」というデバイスがある場合です。
chdrt64.sys またはchdrt32.sysのバージョンは、「8.65.47.53」、「8.65.56.51」、「 8.66.0.00~8.66.89.00」が対象です。

本ドライバーがインストールされている端末は、セーフガード対象端末となり、Windows Update バージョン20H2は配信されません。

対処法

本ドライバーがインストールされている端末は、手動で機能更新プログラム適用することをMicrosoft 社は推奨していません。
2021年5月7日にて解決されました。
セーフガードも取り除かれたとのことです。

Conexant ISST オーディオドライバを使用している場合、更新エラーになる

症状

Conexant ISST オーディオ ドライバーを利用している場合、機能更新プログラムのインストール中、または更新後にエラー、または操作性に問題が発生することがあります。

本ドライバーがインストールされている端末は、セーフガード対象端末となり、Windows Update バージョン20H2は配信されません。

対処法

本ドライバーがインストールされている端末は、手動で機能更新プログラム適用することをMicrosoft 社は推奨していません。
2021年5月7日にて解決されました。
セーフガードも取り除かれたとのことです。

サンダーボルト NVMe SSDを利用する環境での不具合

症状

Thunderbolt社の NVMe SSD を使用している環境にて、Windows 10 バージョン 2004、20H2 にて問題が発生しました。
影響を受けるデバイスで Thunderbolt NVMe SSD を接続すると、ブルー スクリーンで停止エラーが発生し、
「DRIVER_VERIFIER_DMA_VIOLATION (e6) ドライバーが検証を行って、不正な DMA 操作を試みました。」とのメッセージが出るそうです。

対処法

2020年11月のオプションの更新プログラムにて解決されました。

特定のユーザー でMMC スナップインにアクセスするときにエラーが表示される

症状

Windows 10 バージョン 20H2 にアップグレードした後、ユーザーが一覧表示されるダイアログ ウィンドウを操作するときに、エラーが発生します。
この問題は、ローカルのビルトイン アカウント(AdministratorやGuestなど) の名前が変更されたデバイスにのみ影響します。ドメインには影響しません。

対処法

本対象システムはセーフガードになる可能性があります。セーフガードを受けないようにするには、Windows 10、Windows 10 バージョン 20H2 に更新する前に、組み込みユーザー数をすべて既定の名前に戻す必要があります。

ドメイン コントローラで Kerberos 認証における不具合があり

症状

企業のネットワーク環境において、ドメイン コントローラー (DC) および読み取り専用ドメイン コントローラー (RODC) にをインストールした後、11月のWindows Updateを適用すると、Kerberos 認証の問題が生じていることが報告されています。

対処法

こちらの更新プログラムにて解決されました。

Windows10の機能更新プログラム適用後、証明書が失われる(やや重大)

症状

Windows 10のバージョン1809以降のデバイスを、機能更新プログラム適用し、バージョンアップすると、システム証明書やユーザー証明書が失われることがあります。
対象端末は、2020年10月の月例更新プログラムを適用していない、Windows 10のバージョン1809以上をバージョンアップする場合です。
WSUS環境やSCCM(MECM)環境でも発生します。
※Windows Updateを自動で適用している環境は、問題ありません。

対処法

以前のバージョンに戻す(リストア)必要があります。
しかし、アップグレードの10日~30日までで、リストア日の期間変更は以下のコマンドで設定することができます。

DISM /Online /Set-OSUninstallWindow /Value

ふりがなの自動入力に不具合

症状

ふりがな文字の入力を自動的に行うアプリ利用下にて、Microsoft 日本語入力システム (IME) を使用して漢字を入力すると、正しいふりがなが入力されないことがあります。

対処法

こちらの「日本語または中国語の言語で Microsoft IME にて問題」章を参考にしてください。

更新履歴

2020年10月22日 初版作成
2020年11月9日  不具合追記
2020年11月11日  証明書失効について追記
2020年12月4日  不具合とそれの対処法を追記
2021年4月13日  新たな不具合とそれの対処を追記
2021年5月12日  不具合の修正を追記

参考URL