Windows Updateにて、ドライバーを手動で導入できるように

Windows Updateにて、ドライバーを手動で導入できるように

本記事について

本記事は、Windows Updateが、ユーザーの操作によって手動でドライバーを入手できる件について記載したものです。

概要

以前までは、Webカメラやオーディオなどの周辺機器は、PCに接続されると、PCに自動でインストールを行い、Windows Updateに仮に修正パッチなどが用意されている場合は、自動でWindows Updateを通じてインストールを行っていました。

しかし、2020年11月5日以降、2020年8月以降のセキュリティ更新プログラムを適用した端末では、Windows Update にて、自動更新と手動更新プログラムが明確化されます。
それによって、Windows Updateからドライバーは手動でダウンロードできるようになります。

以下の点が大きな変更点です。

  • 周辺機器をはじめてPCに接続したとき(プラグアンドプレイ)、もしくは周辺機器の製造元がドライバーを Windows Update に公開したときは、自動でドライバーがPCにインストールされます。
  • 手動でドライバーの更新を行う場合は、「設定」-「更新とセキュリティ ー」-「 Windows Update」-「オプションの更新の表示」で更新が行えます。

WSUSなどで組織でWindows Updateを管理している場合は、本仕様変更の影響は受けません。
あくまで、上記の変更は、Windows Update から直接ドライバーの更新プログラムを受け取るPCのみです。

以下イメージ図です。
Windows Updateにて、「オプションの更新プログラムを表示」をクリックし、「オプションの更新の表示」をクリックすると、各種ドライバーが表示されるようになります。
※以下図はオプションの「その他更新プログラム」となっています。悪しからず。

以下イメージ図です。
Windows Updateにて、「オプションの更新プログラムを表示」をクリックし、「その他の更新プログラム」をクリックすると、各種ドライバーが表示されるようになります。
以下イメージ図です。
Windows Updateにて、「オプションの更新プログラムを表示」をクリックし、「その他の更新プログラム」をクリックすると、各種ドライバーが表示されるようになります。

もう少し開発者よりの解説(一般のPCにはあまり関係ない)

概要

本章は、一般のPCやサーバーには関係しない、ドライバー製造元に関連するお話です。
へーそうなんだ、程度に流し読みしていただければと思います。

ドライバーの配布においては、業者によって、ドライバー出荷時にさまざまな設定が行われています。
以下の図は、Windowsがドライバーを配布するタイミングを制御するための設定の図です。

Automatic driver promotions checkboxes
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/drivers/dashboard/understanding-windows-update-automatic-and-optional-rules-for-driver-distribution より引用

「Automatic」は以下には、「Automatically delivered during Windows Update」と「Automatically delivered to all applicable systems」の2つがあります。
「Automatic」が業者のデフォルトになっています。

「Automatically delivered during Windows Update」のチェックボックスがONの場合、ドライバーは動的更新の一部に分類されます。
動的更新については、こちらを参考にしてください。

「Automatically delivered to all applicable systems」のチェックボックスがONの場合、ドライバーは、リリース後に該当するすべてのPCに自動的にダウンロードされ、インストールされます。

今回の仕様変更に合わせる場合は、「Automatically delivered to all applicable systems」のチェックボックスをOFFにする必要がありそうですね。
※「Manual」については、こちらを参考にしてください。

各更新についてドライバーの立ち位置紹介

自動更新

ドライバーにおける自動更新は、展開がドライバーの展開が検討されている期間にて、ユーザーが「更新とセキュリティの設定」で「更新プログラムの確認」をクリックした場合です。
Windows Updateにて、対象周辺機器に適用される最新のドライバーを自動で配布、展開されます。

オプション/手動更新

Windows 10 バージョン 1909 以前では、Windows Update は、以下の項目で「Manual」ドライバーとしてWindows Updateで配信されます。

  • 周辺機器には、製造元が展開したドライバーで利用可能なドライバーがない場合、もしくは適用可能な「Automatic」のドライバーがない
  • 基本的な周辺機器のみを備えるシステム提供のドライバーで、該当する 「Automatic」ドライバーがない

プラグ アンド プレイ

周辺機器を Windowsに接続すると、プラグ アンド プレイによって、PC上の互換性のあるドライバーの検索が行われます。
もし対象のドライバーが見つかると、Windows によってPCへインストールされます。
ただし、対象でない場合、Windows Update から互換性のあるドライバーが検索されます。このとき、まず Windows Update 内で最新の「Automatic」 ドライバーから参照されます。

Windows 10 バージョン 1909 以前では、周辺機器に対応する「Automatic」 ドライバーがなければ、最新の 「Manual」ドライバーに移ります。

Windows 10 バージョン 2004 以降では、 「Automatic」ドライバーが使用できない場合、Windows によって 「Manual]」ドライバーが検索されることはありません。
「Manual」を検索する場合は、「オプションの更新プログラムを表示」をクリックし、「オプションの更新の表示」をクリックする必要があります。

デバイス マネージャー

Windows 10 バージョン 1909 以前では、デバイス マネージャーでドライバーの更新を行うと、「Automatic」、「Manual」ドライバーを問わず Windows Update にある最新のドライバーのインストールが行われます。

Windows 10 バージョン 2004 以降では、デバイス マネージャーでドライバーの更新を行うと、PC上のドライバーのみが検索されます。 
オンラインで検索するには、「Windows Update」を使用します。

更新履歴

2020年11月3日 初版作成

参考URL